top of page

親の暮らしと向き合うことに悩んだら

  • 執筆者の写真: よりそいコンシェル
    よりそいコンシェル
  • 11月27日
  • 読了時間: 2分

「実家のこと、そろそろ考えなきゃ」

そう思いながらも、どこから手をつけていいのか分からない…。そんな経験、ありませんか?私たち夫婦もまさにその真っ只中にいます。義父との関係に悩みながら、少しずつ向き合っているところです。


親の暮らし

夫の父は現在80代前半。30年近く前に母が亡くなってからずっと一人暮らしを続け、母の荷物もそのままに、時間が止まったような実家で、変わらない日常を守ってきてくれました。

ところが昨年、体調を崩したことをきっかけに、車の運転のこと、これからの生活のこと、デイサービスをサボりがちなこと。息子夫婦として心配が次々と増え、「今のうちに」と話を進めながら実家の片付けや生活の見直しを始めました。最初は、父も納得して任せてくれていたように見えました。でも、少しずつ不満が溜まっていたのでしょうか。夫は一人っ子なので他に身内もいないのですが、ある日、突然「お前らとは縁を切る」と言い出し、頑なな態度を取るようになりました。

私たちの「正しさ」が、父にとっては「押しつけ」に映っていたのかもしれません。家族みんなの安心のためと思っていたつもりが、父の気持ちを置き去りにしてしまっていたのだと反省しています。

今は父の気持ちを尊重しながら向き合うことで、関係も少しずつ回復してきました。コンシェルジュとして日々心がけている「まず相手の思いを受け止める」という姿勢が、家族との関係でも大切なのだと改めて気づかされました。


相談

しかし、身近な存在だからこそ受け入れることが難しかったり、「正しさ」だけでは届かなかったり、「優しさ」だけでは進まないこともあります。だからこそ、立ち止まりながら迷いながら、少しずつ向き合っていくしかないのだと、今回のことを通して強く感じています。とはいえ、実際には腹が立ったり、モヤモヤすることも。うまくいかない時には、第三者の介入が大事なのだと、切実に感じています。最近では「高齢者等終身サポート」なども調べてみたりして。

ああ、本当に難しい。誰かと話したい…。でも、こうして気持ちを言葉にしてみたら少し心が軽くなったような気がします。

もし今、同じように悩んでいる方がいたら、どうかその気持ちをひとりで抱えずに、少しずつでも言葉にしてみませんか?「よりそいコンシェル」は、そんなあなたの“話せる誰か”でありたいと思っています。



 
 
bottom of page